高密度ポリエチレン極細繊維の隙間から湿気を排出し、結露を防止。木材や断熱材の乾燥状態を保ち、躯体の劣化や腐敗を防ぎます。
高い防水耐久性で、外部からの水滴や雨水の浸入を長期にわたり防止。木造住宅での壁の漏水事故減少に貢献します。
縦横どちらの引っ張りにも耐える強度をもち、タッカー穴の広がりも軽微。施工中の多少の引っかきやテープ剥がしなどにも強い高い品質。
2009年に住宅瑕疵担保履行法及び長期優良住宅普及促進法が施行され、住宅の長寿命化に関心が高まっているなか、住宅寿命を左右する透湿・防水シートの耐久性も重要視されるようになりました。竣工後はなかなか見ることがない建材だからこそ、お客様の大切な住まいに、より安心してご使用いただきたい、そんな想いを込め、「デュポン™タイベック®」は業界初、20年保証を開始しました。
国内販売40年の実績・信頼と、これまでの試験結果から得た品質に自信があるからこその保証です。
国内ではじめてタイベック®が住宅に採用されて40年。その優れた透湿・防水性が評価され、多くの国内の住宅に使用されるようになりました。40年間積み上げてきた信頼の実績と、その性能を裏付ける結果が出ています。
タイベック®がはじめて国内で使用されたのは、1983年の北海道函館市内の戸建住宅。壁体内の結露を抑える通気層工法に適した防水シートとして使用されました。40年にわたる販売実績があるからこそ得られたノウハウがあります。
40年相当の劣化促進試験を複数回実施。
静水圧法で初期防水性、UV照射・加熱後の防水性を測定したところ、劣化はいずれも軽微。現在販売されている類似製品の中でも、10年経過後も変わらぬ高い防水性を維持する透湿防水シートは極めて少ないといえます。
※10年相当の耐久性試験はJIS A6111:2004に従い、紫外線44MJ/m² 照射 + 90℃7週間の加熱試験を行っております。更に、加熱試験期間を2倍、3倍とした試験を20年及び40年相当の耐久性試験と仮定しております。
北海道旭川市内の住宅の外壁リフォームの際、18年経過したタイベック®を採取。構造材、断熱材はしっかりと乾燥状態が保たれ、防水性を測定したところ、タイベック®の保証値(防水性:8kPa以上)を大きく上回っていることを確認。10年保証開始から、12年間無事故であることも確かな品質と信頼につながっています。
日本で400万棟、世界で1,000万棟以上(※1)の家で採用されてきた「タイベック®」。国内販売実績40年を迎えた今、これまでの試験結果、確かな品質を軸に、「防水性:8kPa以上」を20年間保証。お客様の大切な住まいに、より安心してご採用いただくための保証です。
※1 当社出荷実績から推定
ご存知のように、日本は高温多湿で、先進国のなかで最も雨の多い国です。それだけに、雨仕舞いが大切なのですが、残念ながら少なからぬ雨漏り事故が発生しています。各地の建築士会などが主催する住宅相談会で最も多いのも、雨漏りに関する相談です。
日本住宅技術研究会を主催。ハウスメーカーで施工管理や技術研修などを担当して独立。NPO法人雨漏り診断士協会などで講師を務め、雨仕舞いの技術的指導に当たっている。著書に「住まいの雨仕舞い」(学芸出版社)など。
住宅保証機構(株)が2005年度からの5年間に扱った保証事故の約8割は雨漏りでした。年々増加する傾向にある事故件数を押し上げているのは、雨漏りなのです。
2009年だけを見ても、事故件数1075件のうち、雨漏り事故は927件(86%)にのぼります。さらに、雨漏りを部位別にみると、85%が「壁」から、15%が「屋根」からとなっています。
一般に「雨漏りは屋根から」というイメージがありますが、実際には外壁からの雨漏りが圧倒的に多いのです。
外装材の内側に雨水が入っても、通気層と透湿防水シートによる二次防水がきちんと施工されていれば、それ以上、内側に雨水を浸入させることはありません。
正しい材料を使い、危ない箇所をしっかりと認識し、正しい知識をもって、適切に施工すれば、雨漏りのリスクはかなり回避できます。
タイベック®ドレインラップは、タイベック®ハウスラップに排水機能を追加した透湿・防水シートです。胴縁やウレタンフォームが密着した状態でも、表面のシワ加工が排水を促進するため、横胴縁や外張り断熱工法に最適です。
上記性能を満たさない場合は、代替製品等の補償をいたします。
※ただし、この保証は製品製造後21年間を超えないものとします。
※2013年1月以降に生産された製品より適用いたします。(製造年月は製品に記載されています。)
下記に当てはまる場合は保証の対象外となります。