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JAふくおか八女 みかん産地レポート:JAふくおか八女

『価格と品質の うれしいバランス』

『価格と品質の うれしいバランス』

Q:標題通り、確かに「この値段で、この味なら、買おうかな」とは思いますが、そこを目指しているということでしょうか?
そうです。「喜ばれる品質のみかんを、お手頃な値段で、安定供給する」を目指してます。殊更に高品質のみを目指すことはしていません
Q:具体的には、品質・価格・安定供給を、どうやって実現してるのでしょう?

品質向上の為に

基本は、それぞれのみかん畑に適した品種の選定で、それぞれに異なる地質や標高などに合わせ、最適な品種を植えています。例えば、標高が高いみかん畑には、生育がゆっくりで、酸比率が高い(≒貯蔵性が良い)品種を植えています。これにより、全国的には品質が低下しがちな3月でも、JAふくおか八女は品質に自信を持ってみかんを安定供給することが出来ています。
Q:タイベック®は、お役に立ってますでしょうか?
勿論です。収穫前の一定期間、みかん畑をシートで覆い、みかんへの水分供給を絞ることで、糖度を上げることが出来ます。畑の条件に応じてシートを使い分けていますが、タイベック®は防水しながらも湿気が抜けやすく、畑の余分な水分の蒸散を妨げません。また、軽いので、作業性の向上にも寄与しています。
もっとも「シートさえ敷けば」というものではありません。気象状況に合わせて被覆時期を調整したり、定期的な糖度/酸度の確認等が必要なのは、言うまでもありません。
Q:新型選別機(光センサー内臓)も導入されましたよね?
はい。お蔭で、より正確/厳密な選別が可能となりました。つまり、「同じ箱に入っているみかんなのに、味が違う」などということは、ほぼ無くなりました。この厳密な品質管理により、早味かん・華たちばな・蔵出しの3ブランドで、皆様にお届けしています。
タイベック シート 新型選別機

コスト低減 / 安定出荷 の為に

最大の施策は、みかん畑の大規模整備です。例えば、以下は山下地区での例です。
みかん畑の大規模整備

このような基盤整備により、大規模化&機械化が可能となり、生産性が飛躍的に向上しました。排水計画も織り込みましたので、品質の向上にも寄与しています。ご参考までに、こちらは小倉谷地区のドローン映像です。よろしければ!
また、「様々な標高/地質のみかん畑がある≒様々な品種を育てられる」という生産地の特性を活かし、出荷時期を9月~3月に分散させてます。これは長期間にわたりみかんをお届けできるというだけでなく、労働の平準化・機械/設備のボトルネック回避を可能にしています。

努力の象徴品種、福岡が誇る 早味かん!

Q:早味かんについて、教えて頂けますか?
従来、9月に収穫できる品種は「早く食べられるのは嬉しいが、味がイマイチ」という評価でした。糖度で言うと8程度です。あまりの評価の低さに、国も減反を推奨した程です。そこで、「9月に収穫でき、かつ、高品質のみかんを」と福岡県が開発したのが『早味かん』です。
Q:品種改良って、思ったからって出来るものですか?
10年掛かりました。
福岡が誇る 早味かん!
よらん野(農産物直売所)
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創ってきたから、観て魅てん!

Q:以前、「“結果が全て” ではなく “結果は全て”」と仰いました。その言葉の意味をご解説頂けますか?
結果が重要なのは間違いありません。ただ、私達は「価格と品質の うれしいバランス」の為に、様々な努力と試みを、ずっと続けます。その努力と試みが全て反映されるものとして、結果があります。が、逆に言えば、今の結果は、その時点での結果に過ぎないのです。言わば暫定結果です。決して最後の決定的な結果では無いのです。だから、“結果が全て” ではなく “結果は全て”と言い続けています。
Q:つまり、“「ずっと努力&試みを続ける」という意思と、「努力と試みに関わらず、結果は受け入れる」という姿勢”ということでしょうか?
こそばゆかばってん、まぁ、そげな感じです。ちゅうか、このビデオ、観て貰えんですか? 映っちょうとは、実際の生産者の方々です。生産者の思いとまでは言いよらんばってん、空気なりとも感じて貰えれば嬉しかです。

文中および関連資料の数値は実測値または参考値であり、保証値ではありません。また、効果等に関する表現は個人の感想です。

早味かんは 福岡県、華たちばな はJAふくおか八女の商標です。

タイベック®は、米国デュポン社の関連会社の商標又は登録商標です。